更新案内 3/25

以下のページを更新しました。


1. カシミール3D

A9ImportBmpExに関する記述、及び注意事項を追加しました。

自作マップ「地方鉄道再考」製作記(1)

マップの構想を表明したのが1月の頭。
随分と経ってしまいました。
それ以降、
マップの進捗についてブログにて触れておりませんでした。
サボっていたわけではなく、
擦った揉んだ、いろいろと試行錯誤をしていました。
今ようやく軌道に乗りつつある所です。

試行錯誤の大半はマップの山の造形についてです。
これについては
日本三大車窓の動画で好評をいただいていましたが、
これを礎にさらにステップアップを目指しています。

これに追い風を作ってくれたのが、
先日紹介しましたA9ImportBmpとA9ImportBmpExです。

A9ImportBmpExの登場は私にとって革命的でした。
公式で地面を盛り上げることができる最高高度は240mですが、
これを解除できたのです。

この240mの範囲内でどう山を作るかと頭を抱えていたことが
一気に消し飛んだ魔法みたいなツールです。

ただ、ツールを使うためにそれなりに進んだマップを手放し、
マップを一から作り直さなければなりませんでした。

作り直す価値は十分にあると踏んでいます。

作り直しも順調に進みまして、
このマップの最大のハイライトと呼べる箇所は
見せられるレベルまで出来上がっています。
いつもでしたら、ここでスクリーンショットを公開!
となるんですけれども、
残念ながら今は公開できません。

なぜかと言われれば、
出し惜しみです。

作った自分が言うのもなんですが、
俺の持ってたA9と違いすぎる
と思うぐらいの出来と自負しています。

たぶん最初の公開は動画ででしょう。
乞うご期待!

とは言っても、何も貼り付けないのはちょっと寂しいので、
twitterにて公開しました
別の場所のスクリーンショットを再掲します。


マップ関連ツールまとめ

ご注意

この記事に掲載しました各ツールは
ツール作成者様、個人のご厚意で作成されたものです。
A列車で行こう9の開発元であるARTDINK、
および販売元のCyberFrontとは一切関係ありません。
必ず動作するという保証はありません。
また、ゲームのバージョン、パッチの適用状況により
対応方法が異なったり、動作しない場合もあります。
ツールの使用は使用者個人の責任で行なってください。
万が一、ツールを使用したことにより
・ゲームが起動しなくなった。
・セーブデータが消えた。
などの問題が発生しても責任は一切取れません。



概要

下記にツールのダウンロード先と簡単な説明を記載します。
説明には作者様からのコメントを引用している場合がございます。

尚、ツールの使い方については
各ZIP内の添付ファイルで作者様が丁寧に解説されています。
操作がやや難しいツールもあります。
手順を間違えないよう注意しましょう。



A9LandOperationTool(A9LOT)

・ダウンロード
http://1drv.ms/1K9Y7Iu

・ツールのバージョン
ver.1.30 (2015/7/4現在)

・A9対応状況
A9V4 Build2160 (2015/7/18現在)

A9ImportBmp系列と同じく、制約なしに地形を編集するツールです。
マップを作り込んでいく過程で使用するツールです。
例えば、ピンポイントで特定の座標の標高を変えたり、
四辺形の左上、右下の座標を指定し、一括で標高を変えたり、
勾配線路、道路と地面を密着させたり、
などより細かい編集が簡単にできます。

こちらのツールはA9V4発売に合わせて機能強化しており、
地形のコピー機能が付きました。

使い方については、ツールに付属のテキストを参照ください。

A9V4Build2160対応についてはこちら
A9JR東海パック対応についてはこちら



A9MapMaker

・ダウンロード
A9備忘録からダウンロード

・バージョン
v005a (2012/4/20リリース)

・A9対応状況
A9V1

・概要
セーブデータ(a9d)ファイルからサテライトなど画像、CSVを抽出するソフトです。a9dファイルをソフトのウィンドウにドラッグアンドドロップすると、各種ファイルを出力します。
付属のINIファイルで出力するファイル、内容を細かく設定できます。

・出力できるもの
サテライトマップ(大小サイズあり)
線路配置と等高線
カシミール3Dでの読み込み用データ
ダイヤ設定確認用csvファイル
都市情報csvファイル … 木の本数など確認可能



A9ImportBmp

・ダウンロード
A9備忘録からダウンロード

・概要
グレースケールのビットマップ(BMP)画像ファイルをA9のマップコンストラクションで地形として取り込める形式に変換するソフトです。
取込にはメモリエディタを使用するため操作には厳重な注意が必要です。

A列車で行こう9 Version 2.0以降でツールを実行するには
こちらのページを参考にしてください。
Version2.0でのアップロード先のアドレスが記載されています。

・制約事項1 240m超地点について
真っ白(パレット番号:255)およびその周辺の色を使うと、高度が240mを越えてしまいます。240mを越えてレール、道路を敷くことが出来てしまいますが、列車が240m(?)より高くなってしまうとA9が強制終了します。同様に240m以上のレールに列車を配置しようとすると強制終了します。

建物は240m以上に置いても問題なさそうです。

240m超の山の直下にトンネルを掘っても問題なさそうです。

地形編集で240m超の高度を下げることは問題なく出来ます。240m超に高度を上げることは当たり前ですが出来ません。

・制約事項2 まず曲面が段々になる件について(作者様より)
A9の標高データは0~3200段階あり(うち0~799が海面下、800~3200が地上)、これは8ビットグレースケールの256段階では表現しきれないために起こる問題なため解決できませんでした。12ビットのグレースケールが普通に扱えれば問題無かったんですが・・・。

・制約事項3 水面も海岸線も草地(作者様より)
A9の地形データは、前述の標高データと地形種(草地や荒れ地、浜辺、崖等)の2種類あります。
ご指摘の水面下や浜辺等を正しく出力するには整合性の取れた2種類のビットマップデータを準備・読み込みする必要がありこれも煩雑な作業になるためボツとし標高データ1本でいくことにしました。(標高データ800未満の箇所は強制的に水面)



A9ImportBmpEx

・ダウンロード
A9備忘録からダウンロード

・概要
A9ImportBmpの機能拡張版で、現時点では調査のための実験版です。
A9の通常の最高高度は240mですが、このソフトを使うと理論上8191mまで作成することができます。ただし、カメラの最高地点はそれよりもかなり低いため、実質的な意味で最高高度は1000m前後がいいところだと思われます。取り込むBMPファイルはグレースケールではなくカラーとなります。取り込む画像を自作できますが、ごく単純な地形で取り込んだ後で整形したほうが効率的でしょう。

A列車で行こう9 Version 2.0以降でツールを実行するには
こちらのページを参考にしてください。
Version2.0でのアップロード先のアドレスが記載されています。

・制約事項
制約事項2を除き、基本的にA9ImportBmpと同じです。



みかんソフトさんのサイト

・リンク先
みかんソフトのファイル置き場

これらのツールの作成者であるみかんソフトさんのサイトへのリンクです。
Version1.0で40万本以上木を植える方法など
ここで紹介した以外のツールもたくさんあります。




補足

カシミール3Dの記事にツールの作者でおられるみかんソフト様からコメントをいただいていますので、興味のある方はそちらもご覧下さい。



修正履歴
・012/04/30
A9MapMakerを最新バージョン(005a)に修正。
各ツールを当サイトにてUPし直しました。
ダウンロード先URLを変更しています。

・013/2/24
A9ImportBmp,A9ImportBmpExの
Version2.0への対応方法を追記。

・015/7/4
A9LOTを追加。

・015/7/18
A9LOTのA9V4Build2160対応について追記